分球した玉ねぎを収穫、分球の原因と予防方法

2020年6月23日

毎年、狭い家庭菜園でたまねぎを栽培しているたか爺です。

何年やっても育て方が下手くそで、収穫した玉ねぎが小さかったり、トウ立ちしたりと上手く出来ていません。
3年前に、「トウ立ちしない玉ねぎの育て方研究」と題して上手に玉ねぎを栽培する方法を書いた記事を投稿したのですが・・・
実は今年も小さい玉ねぎばかりを50ケほど収穫したのですが、その中に1つだけ次の写真のような分球している玉ねぎを見つけました。

今日は、玉ねぎ苗が分球する原因とその予防方法を勉強したのでこれを記事にしました。

分球している玉ねぎ苗

玉ねぎを作り始めてから10年近くになりますが、こんなのを見つけたのは初めてです。
分球の原因を調べるために苗の植え付けから収穫するまでの作業などを見直してみることにしました。

苗を植えてから収穫するまでの作業を振り返る

私は玉ねぎ苗を植える時には、自分の書いた記事「トウ立ちしない玉ねぎの育て方研究」で勉強したように、大き過ぎない苗を、与える肥料は多すぎないように注意し、早植えしないようにしました。

11月5日に、長さ20~25cmで鉛筆よりもかなり細い苗を買ってきました。

購入した玉ねぎ苗


11月6日に、この苗を植付けました。

植え付けているところ


植付けて3週間後に、マルチ穴の周りに化成肥料を追肥しました。

ただ、追肥の量は適当でした。(ひょっとして多かったのかも?)

 

2月18日に雪が積もった時はこんな感じで、苗はそれほど大きくはなっていない。

雪が積もった玉ねぎの畝

 

3月7日に2回目の追肥を行ないました。

2回目の追肥後

この時点では苗の大きさがバラバラで、どれもそれほど大きくは育っていませんでした。

 

5月4日に畝の草むしりをしていて、写真のように分球した玉ねぎ苗に気付きました。

分球している玉ねぎ苗

5月23日、ほとんどの茎が倒れてきたので玉ねぎを収穫しました。
何が悪かったのか、やはり今年もほとんどの玉ねぎはかなり小さかったです。

その中で、分球した玉ねぎを掘り上げてみると、5個ほどの子供が付いていました。

分球した玉ねぎ

 

その中でも、分球していない玉ねぎと分球した玉ねぎを比較してみました。


左が普通の玉ねぎで、右側が分球してたくさんの子供ができていました。

分球の原因と予防方法

分球していたのはたった1株だけだったので特に問題にする必要は無いのですが、今後の為にも分球する原因をネットで検索・調査しました。

いろいろ調べたところ、分球の原因はトウ立ちする理由と同じで、私が3年前に投稿した「トウ立ちしない玉ねぎの育て方研究」で述べた以下の4つです。
①苗を植え付けるときの苗が大きい
②苗の植え付け時期が早い
③元肥に化成肥料が多い
④暖冬など気候の影響など
によりトウ立ち・分球が起こるとのことでした。

今回の私の玉ねぎ栽培では上記の③は守れていたか疑問ですが、①②④は問題なかったと思っています。
強いて言えば、追肥のタイミングはよく分かっていません。

詳しい理由などは「タマネギ栽培.com」及び「有限会社 百津屋商店」様のサイト記事にありました。
以下に内容を要約して紹介します。

「タマネギ栽培.com」様のサイトの記事を引用、
分球の原因
分球の最大の原因は、苗が育ちすぎていることにあります。
タマネギは冬を越えて収穫期を迎えますが、冬の間はほとんど生育をしていません。
苗を植え付けた後に少しずつ育ち、寒い冬を迎えて生育を止めます。
その後、春になるとまた生育を始めるのですが、この時にすでに大きく育ってしまっているものは、
春を迎えるとトウ立ちを起こしやすくなります。
タマネギ栽培では、トウ立ちすると分球と同じく可食部が減り、形と食味が悪くなるため、避けるべき現象です。
トウ立ちした株は分球しているものも多いです。
実は、分球する原因とトウ立ちする原因には共通点があり、それが苗が育ちすぎている点です。

分球を予防する方法
①種まきの適期を守る
早めに種まきをして、そのまま順調に育ったら、植え付け適期までの日数が長いため、苗が大きく育ちすぎてしまう可能性が高くなります。
大きな苗を植え付ければ、一次分球の可能性が高くなり、分球のリスクが高まります。
育苗の日数を適正にするためには、早まきは避けた方が良いでしょう。
また、植え付け時期を遅らせるのも良くありません。
植え付け時期を遅らせるということは、
育苗期間を長めるのと同じこととなり、苗が太く育ちすぎてしまいます。

②苗の選別をきちんとする
タマネギは立派で太い苗ばかりを選ぶと、植え付け後に急激に生長し、分球する可能性が高くなります。
タマネギの苗を選ぶ時は、太すぎても細すぎてもいけません。
目安となる太さは、5mm~6mmです。
5mm~6mmより細いと冬の寒さに負けて枯れてしまうことがあり、これより太いと、分球やトウ立ちを起こす可能性が高くなります。

有限会社 百津屋商店様のサイトから引用、
分球を防ぐには、
ちょうど良い苗を選ぶ
一般に苗を選ぶときには大きく立派な苗が良いと思いがちですが、玉ねぎの苗は大きすぎても小さすぎても良くありません。
大きすぎれば双子玉やトウ立ちの原因になりやすいですし、小さすぎても冬の寒さで溶けてしまったり、玉の肥大も思うように進まず小さくなってしまいます。

ちょうど良いのは
茎の太さが 5~6㎜
全体の大きさが 20~30㎝
葉がしっかりと立っているものを選びましょう。

植え付け時期をまもる
品種ごとに適正な時期に植え付けをしてあげましょう。
植え付けが早すぎると、寒くなる前に大きく育ちすぎてしまいます。
種まきも同じように早すぎてはいけません。

追肥のタイミング
追肥の時期が早すぎると、生育が進み「一定の大きさで寒さにあたると、花芽を分化させる性質」に当てはまってしまいます。
気温が10℃以上で安定する時期になってから追肥をするようにしましょう。
また、追肥が遅くなりすぎると、収穫後の腐りが早くなりやすいです。

皆さんは玉ねぎの分球を見たことがありますか?
上手に栽培管理されていますか?

私の近所の方は皆さん上手に作っておられていていつも感心しています。

最後までお読みいただき有難うございました。