【家庭菜園】カタツムリの駆除方法、いろいろ試した結果

2020年7月10日

こんにちは、家庭菜園やガーデニングに興味深々な“たか爺”です。

今日は、畑やガーデニングにおいて害虫である“カタツムリ”を駆除する方法について、私が実践したことを綴ります。

実は先日、庭に植えたマリーゴールド苗が、一晩でその葉っぱをカタツムリにほとんど食われてしまい、瀕死の状態になっているのを植えた翌朝に見つけました。
何とかしなければと、ネットを検索していろいろ試行錯誤してみた結果、最終的には忌避効果があると言われている「なめくじ 逃げ逃げ」が良かったのであるが、そこに至るまでに試行した時の状況などを記事にしたので、カタツムリの食害で困っている方の参考になれば幸いです。

 

丸坊主にされたマリーゴールド

4月初め頃、今年も花壇にマリーゴールドを植えようと思い小さいポットに種を撒きました。
5月末頃にはかなり大きい花苗になったので、花壇に定植しました。(花の色を確認するために花が咲くまでポットで育てていました)

定植前のマリーゴールド苗

ところが翌日の早朝に見るとその苗は葉っぱがほとんど無くなっていました。たった一晩で!! おまけに付近にはカタツムリの足跡がいっぱい残っていました。

一晩で丸坊主にされたマリーゴールド苗

まだ芯の部分が食われていなかったので苗が復活できるかも?
そして、隣りの苗をよく見るとカタツムリが1匹いて、葉っぱを一生懸命に食べている最中でした。

お食事中のカタツムリ

慌ててカタツムリを現行犯逮捕して取り除き、ネットでカタツムリの駆除方法について調べて対処しました。

カタツムリの駆除方法

カタツムリは、特に春から秋にかけて、庭や畑、公園などにも頻繁に発生します。
本来、夜行性ですが日中でも日影になる野菜の葉の裏や根元に隠れて食事をするそうです。また、石の下や鉢植えの下に潜んでおり、夜になると本格的に活動して野菜などの葉っぱを食い荒らします。

カタツムリを駆除する方法を調べたところ、以下に列挙したようにたくさんありました。

① 子供の頃からよく聞いていた方法ですが、カタツムリに直接塩をかける
これは浸透圧という物理現象により、カタツムリの体液(水分)が吸い出されて確実に死ぬとか。
➡死骸の後始末に困るだろうし、植物の周りに塩を撒くと肝心の植物もダメになってしまうのでここでは使えない。

② ビールトラップで誘引して捕殺する方法
カタツムリはビールが好きらしいのでこれの少量を容器に入れておき、寄ってきたカタツムリを捕殺するというもの。➡試したい!

③ コーヒーの豆かすを撒く方法
カタツムリはカフェインを嫌うらしいのでこれを周囲に撒いて寄せ付けないというものらしいが、たくさん必要であり、あまり効果が無いようです。
➡あまり効果が無いと分かっているらしいのでボツ。

④ 有効成分:燐酸第二鉄の製剤を撒く(商品名:ナメトールなど)
カタツムリを誘引し食べると燐酸第二鉄の働きで内臓器官細胞に生理的変化を起こし、速やかに作物への食害を停止します。摂食後、カタツムリは人目につきにくい隠れ場所に戻って死亡します。
有効成分の燐酸第二鉄は天然に存在する成分で、作物の株元にも散布できます。
そして散布する注意として、作物(野菜)に本剤がかからないように作物周囲あるいは株元の土壌表面に撒きます。
参考価格:300gで約1,000円(Amazon)

⑤ 有効成分:サポニンの忌避効果によるカタツムリ駆除(商品名「ナメクジ逃げ逃げ」など)
カタツムリを「寄せ付けない」天然有機物100%。
忌避効果を持つとされる、椿や茶実などを搾油した後の油かすに含まれる天然成分「サポニン」を活用したもの。

   なめくじ 逃げ逃げ

植物が持つ害⾍に対する忌避物質を利⽤しているので、地球環境にやさしいく植物にも無害で、⽔をかけても忌避効果は約1カ⽉持続するらしい。
参考価格:550gで約300円(近所のホームセンター)

⑥ 有効成分:メタアルデヒドのカタツムリ駆除剤を使う方法(フマキラーカダンなど)
誘引して毒餌で殺すというもので、非常に有効とされているが、野菜に直接散布できない。
また、食用作物にかからないように注意を要す。

参考価格:250gで約570円(Amazon)

試行錯誤の開始~結果まで

まずは、すぐに出来ることということで、②のビールトラップを試してみた。

マリーゴールドの周りをブロックなどで囲み、少しだけ隙間を作ってここにゼリーやプリンなどの空容器にビールを少し入れたものを置いてみた。

ビールトラップを置いた翌朝には1匹しか集まってこなかったが、2日目の早朝には容器の中だけでも10匹くらいはいたし、その周りにも10匹ほどが集まっていました。(カタツムリは囲ったブロックを乗り越えてやって来たのでブロックで囲む意味は無かった)

カタツムリの大集結(これで約20匹くらい)

もっと広く周囲を見ると、集まったカタツムリは50~60匹くらいいました。
ビールの誘因効果に驚きながら、挟みでカタツムリを拾い集めて穴に埋葬しました。
※カタツムリは直接手で触らない方が良いみたいです。

まだまだ花壇の中にはたくさんのカタツムリがいるはずだが、こんなにたくさんのカタツムリを見たら気持ち悪くなったので、今度は気球環境にも優しくカタツムリを触らなくても良い方法(忌避剤)を試すことにした。

翌日、植物にも安全なサポニンを使った製剤、「カタツムリ逃げ逃げ」を買ってきてマリーゴールドを囲むように周りに撒いた。(忌避剤)
※燐酸第二鉄の製剤やメタアルデヒド製剤は、「野菜や植物に直接かけないこと」などの注意書きがあり、今一安全性に欠けると考え「サポニン製剤」を選びました。


まずは忌避剤「逃げ逃げ」の適量を苗の周りに撒いた

茶色いツブツブが忌避剤です

隣りにも撒いていたが、翌朝には隣のマリーゴールドの葉っぱを食べに来ていました。

隣りのマリーゴールド苗付近

雨で濡れたのと撒いた量が少ないのかなと思い、忌避剤「逃げ逃げ」を更にその周りにも撒きました。

その翌朝、葉っぱは食われていなかったが、カタツムリ1匹がサポニンに囲まれて何か(糞?)を出して死んでいた。

そして隣りの苗に1匹のカタツムリがまた葉っぱを食べに来ていたのでさらに多量の忌避剤「逃げ逃げ」をその周りに追加で撒きました。

更に忌避剤を多く撒いた

流石にこれでマリーゴールドには寄って来なくなった。
そうしている内に一度丸坊主にされたマリーゴールド苗は、徐々に成長してきてまともになりつつあり、何とか生き延びたみたいです。

周りをよく観察すると、マリーゴールドには近寄らないが、今度はすぐ横に植えてあったパンジーの葉っぱを食べているカタツムリを見つけた。

パンジーはかなり葉っぱが旺盛で、少々食べられても構わないと思いそのまま放置していたが問題無し。その後も1週間程、毎日早朝に観察していたがカタツムリがマリーゴールド苗に寄ってくることはありませんでした。

以上で分かったこと

今回試行錯誤して分かったこと

1. カタツムリは大変ビールが好きだという話は事実であることが分かり、数十匹が大集結していた。
2. 忌避剤「逃げ逃げ」は多めに撒く必要があり、その効果が表れるまでに数日かかる。
3.今回マリーゴールド苗5本を守るのに忌避剤を200gほど使い、約150円ほどかかった。
尚、カタツムリとナメクジはほぼ同じと考えて良いようです。)

以上、カタツムリを駆除する方法について試行錯誤した話でした。

更に【2020.6.23追記】

その後梅雨に入り、忌避剤が雨に濡れて形が崩れて無くなった。その頃、マリーゴールドをチェックしたらまた1~2匹のカタツムリが食べに来ていました。再度対策方法をググったら「銅板」に忌避効果があるとの記事(後述)を見つけたので、今度は銅板を周りに敷いて試してみた。

次の写真は、娘が小学生の頃に「くだもの電池」の課題で電極として使っていた2cm×6cmの薄い銅板を、マリーゴールド苗の周りに敷いたものです。

右側の忌避剤と比較して一週間ほど様子を見ていますが、どちらも今のところ効果ありです。

カタツムリは銅を嫌う理由は、カタツムリが移動する時に分泌する粘液と銅板とが化学反応を起こし、電気ショックのような不快な電気神経信号が発生するからだそうです。
興味のある方は以下の記事を読んでみてください。(英文なので翻訳を)
Why Are Snails and Slugs Repelled by Copper?
(カタツムリとナメクジが銅に反発するのはなぜですか?)

この記事を紹介してくれた日本語の記事はこちら。記事の②番のところです。
カタツムリを駆除する方法(共同執筆者 wikiHow編集チーム) 

他にも銅板による忌避効果を実験している人が書いた記事がありました。
カタツムリにおける銅イオンの忌避効果を検証

私も更に実験を続けるつもりです。

 

最後まで読んで戴き有難うございました。