ネギは根っこが残っていれば、葉を切っても再生します

2020年7月13日

こんにちは。

ネギの根っこを残して葉だけをはさみで切って収穫すると何日かしたら、また根っこから葉が生えて再生されることをご存知ですか。
先日、私がネギの再生実験をしたので今日はその報告を記事にします。
結果を先に述べますと、予想通りにネギの根っこから葉っぱが生えてきました。

昨年秋に親戚から長ネギ(ヒゲ根付き)をもらったのですが、たくさん(100本ほど)あったので一旦我が家の狭い菜園に植え替えして保存しながら必要な時に少しずつ食べていました。

次の写真は2月初めの長ネギの様子ですが、3ヶ月間少しずつ間引きしながら食べてもまだこんなに残っていました。

ネギ坊主が出来たり硬くなると食べれなくなると思い、急いで食べることにしました。

この時、「ネギの根っこは再生できる」と聞いたことを思い出し、これを一度実験してみることにした。

ネギの再生というのは、何センチかの根っこを残して葉部分を切って収穫すると、残った根っこからまた葉が生えてくるというものです。

ネギ(長ネギ)の再生実験

根っこの長さが何cm残っていれば再生できるのか確認したかったので、一旦ネギを土から引っこ抜いて、

引っこ抜いたネギのヒゲ根(先端部分)から1cm、3cm、5cmの3種類の長さでカットした。

また、1個だけでは判断できないので、それぞれの長さを5個ほど用意した。

 

3cmの根っこについて写真で紹介します。

次の写真は3cmに切った根っこです。

4/11に、3cmの根っこを5個作り、これらを土を入れたプランターに植えつけました。

ヒゲ根の部分だけが土に埋まるようにして植えました。

このとき、土に化成肥料(8:8:8)を少し混ぜ込んでおきました。

写真は3cmの根っこを5個植え付けたものの経時変化です。

最初の写真は植付け初日からです。


植付け10日目(4/21)には、こんな感じで中心部が少し伸びてきました。
この時は
雨に打たれていました。


植付け後1ヶ月後(5/12)には、成長して地面から24cmも伸びてきました。
(途中で植え替えて1つのプランターに纏めております)

 

 

他にも、1cm、5cmの根っこを植えたものも伸びており、1cmの根っこは3個植えたのですが1個しか再生せず、この時は15cmくらいに伸びていました。

 

また、5cmの根っこは、5個植えて5個全部が再生し、32cmにも伸びていました。

 

植付け後55日(6/5)にはさらに大きくなっています。
それぞれ並べて比較してみました。


これの一部を収穫しました。
少し硬くなりつつありましたが煮て食べれば問題なく、美味しく戴きました。

たった数cmの根っこからでも立派なネギが採れることが確認出来ました。

過去に私が投稿した「干しネギ、成長の早さにびっくり」という記事で紹介しましたが、干しネギの成長した根の部分を5cmほど残して刈り取ってもまたすぐに葉が伸びていましたが、あの時と同じように再生されることが分かりました。

ただ、1cm以下では3個中2個はダメだったので、3cm以上あればほぼ確実に再生され、3cmよりも5cmの根っこの方が大きく育つことが分かりました。

植え付けた時期が異なるが、根っこの大きさと成長の程度の関係は以下の通りです。
残した根っこの長さが長いほど早く大きくなるようです。
今回は4月から約2か月間の実験でしたが、その時の気温や天候などによっても成長具合は変わってくると思います。

確認日 1cmの根っこ 3cmの根っこ 5cmの根っこ
4/1 植付け(3個)
4/11 植付け(5個)
4/14 植付け(5個)
5/4 15cm 23cm 30cm
5/12 15cm 24cm 32cm

再生する理由

どうして、切ってもまた葉が生えてくるのでしょうか?

JA福岡中央会さんの記事によると、ネギの奥深くに隠れていて見えないが、根と葉の間に生長点と呼ばれる部分があり、この生長点から葉が生えてくるそうです。

生長点を残していれば葉を切っても、肥料や水、光などをやればまた生えてくるという訳です。

ただし、切っていくうちに栄養分がなくなったら生えてこなくなります。

生えてくる回数は、光の当たり具合によっても変わるようです。

春先になると、ネギの葉の先端に白っぽくて丸い固まりができますが、これをネギ坊主と呼びます。

このネギ坊主が出ると成長が止まるので、葉を切ったらもう生えないそうです。

参考記事:ネギは切ってもまた生える? (JA福岡中央会)

 

もし、ヒゲ根の付いたネギを買った場合、根っこの部分を少し残してプランターなどに植えてみたらネギが再生され、また収穫出来ますよ。
興味があったらやってみてください。

 

最後までお読みいただき有難うございました。